こんにちは!オリエンテ深川整骨院です!
プロ野球日本ハムファイターズの大谷翔平選手ですが、昨日12日に都内の病院で内視鏡による『右足関節有痛性三角骨(足関節後方インピンジメント)』を除去する手術を受け、無事終了したと発表しました。
以前より、大谷選手はもともと右足首後方の痛みを訴えていました。診断の結果『右足関節の有痛性三角骨障害』と報告されていました。
かなり聞き慣れない疾患名ですが『有痛性三角骨障害』というのは何なのでしょうか。
わけて説明していきます。
まず三角骨とは、副骨(過剰骨ともいい、発生学上の遺残物※本来、癒合すべき部位に癒合せず残存したもの、もしくは骨折後に癒合しなかった骨のこと)の1つで、距骨の後方突起のひとつである外側結節が分離・独立したものとされています。手のひらにある骨なのですが足にもある場合があります。成人の10人に1人の割合で存在します。
有痛性三角骨障害は、この三角骨が原因となり生じ、三角骨の距骨の衝突による骨髄浮腫や三角骨そのものの炎症による症状と、三角骨が脛骨と踵骨に挟まれることで発生する痛み(後側型インピンジメント症候群)との2つが存在します。
頻繁に底屈動作(足を下に下げる、爪先足立ち)を行うことが発症のきっかけとなり、スポーツ活動の盛んな人に圧倒的に多いと言われています。発症頻度の高いスポーツとしては、サッカー・ラグビー・アメリカンフットボールなどがあげられます。
また、底屈強制の強い肢位であるため、クラシックバレエを行う人にも多いとされています。
大谷選手の場合、先天性三角骨に加え、投手野手両方こなせるため足首に繰り返し外力が加わり過度の負担がかかったのでしょう。
今後は病院内でリハビリを行い2、3週間で退院できるとのことです。
試合復帰までは3ヶ月を見込んでいるとのこと!
まずは手術が無事終わり良かったですね(^^)
大谷選手の万全で元気な姿を楽しみに待ちましょう!!
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