こんにちは!オリエンテ深川整骨院です!(^^)!
今日はお膝の痛みを引き起こす『鵞足炎』のお話です。ちなみにこれガソクエンと読みます。
当院の患者さんでも結構頻度の高い傷病ですね!梅雨時や気圧の不安定な時期などにも罹患しやすいです。
患者さんは膝の内側から膝下にかけての痛みを訴えて来院します。
運動している時、膝の曲げ伸ばしをした時、患部を指で押した時、太もも裏の筋肉「ハムストリングス」の内側を伸ばすストレッチングをした時などに痛みます。
特に、膝をいっぱいにまで伸ばしたときに痛みが起こりやすいことや、階段の昇り降りに支障をきたすことが多いのが特徴です。
正座から立ち上がる時なども強い痛みを出す時がありますね。
そもそも『鵞足』って聞きなれない言葉かと思うのですが、膝の内側には、縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はくきん)、半腱様筋(はんけんようきん)の3つ腱が集中していて、ハムストリングや内転筋などの筋肉につながっています。腱が集まった状態を後ろ側から見ると、ガチョウの足のような形に見えることから、この部分を『鵞足』と呼んでいるのです。
鵞足部分に炎症が起こり痛みを感じるものが鵞足炎です。
膝の曲げ伸ばしをするときに膝が内側に入る動作(外反)や、膝から下を外側にひねる動作(外旋)をしたときに、鵞足部分の腱と骨、または腱同士がこすれます。特に、走りながら方向転換をする時にこうした動作が行われるので、鵞足部に炎症が起こりやすくなります。
治療としては、先ほどお伝えした3つの筋肉へのトリガーポイント療法や筋膜治療で筋緊張を緩め、筋肉の柔軟性や筋膜の「遊び」を獲得していく療法になります。
痛みが強い時は基本的に患部に触らず、原因筋にアプローチしていきます。痛みがとっても出ている個所を触っても余計に痛みの受容器を刺激してしまうので。
予防としては膝のオーバーユース(使いすぎ)を防ぐのと、ハムストリング内側や内転筋の十分なストレッチなどを指導します。また歩行時の膝の軸の使い方なども見ます。
とにかく痛みに変わる前に違和感や筋肉の固さを感じたら早めの来院をおすすめします!
特に慢性炎症になってからだと結構長く治療を必要とする場合も出てきますので。
※院の紹介※
当院では外傷・スポーツ障害等に対する保険治療をはじめ
早期回復のため様々な自費治療をおこなっております。
院長は整骨院・整形外科の双方で研修を積みましたので
万が一、怪我をしてしまっても安心して施術を受けていただけます。※提携医療機関あり
むち打ち交通事故専門施術も承っております。自賠責保険で自己負担金0円です。
※交通事故お見舞金制度あり
交通事故に強い法律事務所とも提携しております。お気軽に随時ご相談ください!
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