こんにちは!オリエンテ深川整骨院です(^^)
今日は皆さんも馴染み深い痛み止めのお薬『ロキソニン』のお話をしていきたいと思います。
ロキソニンは非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs:Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs=エヌセイズ)に分類され熱を下げたり、痛みを抑えたりとけっこう病院ですぐ処方されるポピュラーな薬です。
そのへんの薬局でも処方箋無しで手に入るようにもなりました。それゆえ、あまり痛くなくても常用してしまっていたり、日常的に予防で服用してしまっている方が多くみられます。。
それでは一般の方ではなくスポーツ選手の場合どうなのか。スポーツ選手でも日々の練習の痛みに耐えるため、もしくは試合を乗り越えるため痛み止めを服用しているという方も多くいると思います。
興味深いデータとして、スポーツ医学誌『ジャーナル・オブ・アスレチック・トレーニング』によれば、2015年にブラジルのサンパウロ大学などの研究チームは、マラソンをイーブンペースで走れる18歳前後の軍人20人を対象に、NSAIDsのイブプロフェン(ブルフェン)を飲んで走ればタイムが向上するかをトレッドミル(ランニングマシン)を使って調べたところ、NSAIDsを飲んでも飲まなくてもタイムは同じだったと発表しました。
痛み止めとして有用なのはありがたいことですが、薬は薬。副作用が必ずあるのです。
『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』(2013年)によれば、3913人のランナーの49%がレース前にNSAIDsを服用したと回答。服用後の状況を分析したところ、消化器の痙攣、心臓血管系障害、消化管出血、血尿などの副作用が見られたそうです。
また、アメリカ心臓病協会(AHA)とNSAIDs適正使用団体は、NSAIDsの過剰服用によって、腎臓の血管閉塞、心臓や脳の血栓、心筋梗塞、脳血管障害、胃、小腸、大腸の炎症、出血、潰瘍、穿孔が起きる高リスクを指摘しました。
NSAIDsは抗炎作用が強いので、骨の治癒を遅らせ、タンパク質の合成を減少させるだけでなく、運動後には骨格筋の衛星細胞(筋肉を作り、筋肉を修復する細胞)を阻害し、免疫力を弱めるとされます。
NSAIDsは本来、激しいスポーツの最中に使うことを想定して開発されていません。たとえば、フルマラソンなら、走行中は多量の血液が脚に流れ、腎臓への血流が減少するので、NSAIDsによって腎臓の血流が抑えられると血尿に陥り、危険な状態になります。胃潰瘍の人なら、NSAIDsによって胃への血流が滞ると、胃の粘膜から出血する可能性場があります。
なんでも痛み止めに頼らず、痛みが出るメカニズムを理解し、本来身体が持っている自己回復力、身体の中で痛みを止める作用を最大限活用して、薬の乱用・常用を避けたいところですね!
しっかり食事を摂る、運動前・運動後のストレッチ、水分(スポーツドリンク等)の十分な摂取、十分な睡眠、オーバーワークを避ける等でかなりの痛みは軽減できます!
当院でも痛み対策に力を入れておりますのでお気軽になんでもお聞きください!
※院の紹介※
当院では外傷・スポーツ障害等に対する保険治療をはじめ
早期回復のため様々な自費治療をおこなっております。
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