ご当地交通ルール??

2019.05.14 | Category: 交通事故について,地域,注意喚起,豆知識,雑談

こんにちは!オリエンテ深川整骨院です。

 

昨今、各地で痛ましい交通事故が起き、交通ルールやマナーに再度注目が集まっています。

 

そんな中、地域の特性によって「ご当地交通ルール」という各地方独特の交通事情・運転マナーも存在するようです。

 

 

これらの独自ルールやマナーには全国的に有名なものありますが、その多くが道路交通法に違反するものです。なぜ、道路交通法に違反する行為が「ご当地ルール」として定着したのでしょうか。

 

今日は全国各地に点在する「ご当地交通ルール」についてまとめてみました!

 

 ●「名古屋走り」

 まずは、日本屈指の自動車会社、トヨタ自動車のある愛知県から、「名古屋走り」と呼ばれるローカル交通ルールをご紹介します。

・「黄色まだまだ、赤勝負」 
 
 いわゆる信号無視です。一般的な道交法を守っているドライバーさんであれば、黄色は原則として止まり、赤では完全に止まるのが当然です。しかし、「名古屋走り」では、黄信号はまるで躊躇わず青信号と同じように進み、赤信号でやっと多少気をつける、というなんとも危ない走りをすることがあります。

 ときには、まだ名古屋に慣れていないドライバーが黄色で停止していると、それをわざわざ避けてまで交差点に突っ込むこともあり、気性の荒い人だときちんと道交法を守って止まったドライバーを怒鳴りつけることもあるそうです。

 ・「速度超過・早曲がり」

 とにかくせっかちな名古屋走りでは、片側3車線という道幅の広さも手伝ってか、スピード超過が多いようです。これに関連して、曲がるときもとにかく青信号になった瞬間急発進、対向車よりも早く交差点を通過します。

 ・「ウインカーなしで車線変更・車線またぎ」

通常、車線を変更する際は、後続車にわかりやすいよう、早めに出すのが交通ルールです。ところが、名古屋走りではその道の広さからか、基本的にウインカーを出さない、あるいは車線変更の直前に出すというギリギリな行為です。

 ときには何度も連続で車線変更したり、交差点内で車線変更したり、あげくは車線をまたいだまま走り続けたりと、自由自在。なお、車線をまたぎながら走り続けるのは走行区分違反です。

 

 ●「松本走り」

 城下町の交通事情から生まれた長野県の「松本走り」。交差点での極悪な右折方法が特徴です。

「対向車が直進してきても無視して右折」は可愛いもので、「左折する対向車がいてもスキを見て右折」「信号がまだ赤なのにいち早く発進して右折」「赤信号に切り替わっても先行車に続いて右折」と、何がそんなに彼らを右折に駆り立てるのか、とにかく右折に命をかけています。

 もちろんノーウインカー、ノー後方確認ですから、後ろのドライバーはヒヤヒヤものです。さらに、小道から出て他の道路に右折しながら合流するときも、通常であればその合流しようとする道路の左右車線両方とも空いた隙にサッと合流しますが、松本走りでは左車線だけが空いたら前進し、右車線が空いたら合流します。

 つまり、右車線が空くのを待っている間、左車線をせき止めてしまっているのです。

 松本走りがこれだけ右折に命をかけているのは、城下町ならではの込み入った道路事情、狭い道幅のせいだといわれています。

 混んでいるときは、次々に迂回路を求めなくてはならなかった結果、これほどまでに右折に命をかけるようになったそうです。

 

「山梨ルール」

 山梨県もまた、右折に命をかけるあまり「右折優先」という県内独自ルールを作ってしまった地域です。交通ルールでは「左折優先」であり、教習所でももちろんそのように習うのですが、山梨県では逆に、右折が優先です。

 そのため、右折するクルマは対向車がいようがいなかろうが減速せず右折してきます。速度超過もまた、山梨ルールの特徴です。

 だいたい法定速度よりも20kmから30kmほどオーバーして走っているため、山道などの一車線しかないところでは、法定速度を守って運転しているドライバーがいたら後ろからピッタリくっついて煽られるという無茶ぶり。

 さらに、歩行者が横断歩道で待っていようとお構いなしに止まらず走るクルマ優先社会です。

 

 ●「播磨道交法」

「播磨道交法」とは、兵庫県の播磨地方における交通ルール・マナーの悪さを神戸新聞が道交法をもじった文体にまとめたもので、第1章から第3章の3章、10条から構成されています。

[第一章:交差点]
 1:先に入ったクルマが優先。右折時に対向車が直進して来ても待たない
 2:右折時、対向車が左折でも待っていると後続車にクラクションを鳴らされるので、一緒に曲がる
 3:自転車や歩行者は、クルマが通らない限り赤信号も青信号とみなしてよし
 4:右左折時、横断歩道を人が歩いていても、通れるスペースがあれば通ってよし
 5:右折は、右折信号が消えて赤になる数秒間に潜り込むべし

[第二章:歩道・車線変更]
 1:信号のない横断歩道では、歩行者よりクルマ優先
 2:車線変更時、狭い間隔でもスペースさえあれば割り込みOK
 3:ウインカーは曲がると同時に出す

[第三章:附則]
 1:バスが停留所から車線に戻るときもクルマ優先
 2:前に人がいたら、クラクションで道をあけさせる

「播磨道交法」は、これまでの「名古屋走り」「松本走り」「山梨ルール」の総まとめといった感じです。さすがにローカルルールで道交法風の文章が作れてしまうだけのことはあります。

 

 ●伊予の早曲がり

 最後に紹介するのは愛媛県の「伊予の早曲がり」。愛媛県民は、全体的におっとり穏やかといわれていますが、ハンドルを持たせると性格が変わるともいわれています。

 その理由が「右折時に直進車よりも早く急発進して右折すること」。右折車と直進車の間で事故が起こりやすいため、非常に問題となっています。

 

以上長くなりましたが、ご当地交通ルールについて書きました。

まあ言ってしまえば全部違反です。

 

「ご当地交通ルール」は、単に他の土地から来た人がわかりづらいというだけでなく、強引な右折やクルマ優先、無理矢理な割り込みや車線変更・車線またぎなど、非常に事故を引き起こしやすいものでもあります。

関東と関西でもかなり交通マナーには違いを感じます(ハザードサンキューのような)

令和に入り、悪しき習慣は根絶していかなければいけないですね。痛ましい事故をなくすためにも。

 

 

 

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