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こんにちは!オリエンテ深川整骨院です(^^
さて前回の引き続いて『貧血』『酸欠』の話をしていきたいと思います!
今回は『酸欠』について掘り下げて話していきたいと思っております。
前回お伝えした通り酸欠とは「酸素欠乏症」のことです。酸素欠乏症とは酸素濃度が18%未満の環境に長くいることで、必要な酸素量を体内に摂取できずに引き起こす症状を指します。
体内の細胞に十分な酸素が行きわたらないと、細胞が十分なはたらきを発揮できない上、脳も機能不全に陥ってしまいます((((;゚Д゚))))
標高が高い場所は酸素が薄いことを認識している方も多いかと思いますが、洞窟や防空壕など換気が難しく新鮮な空気を入ってこない閉塞空間などでも酸欠は発生しやすくなります。
屋内型のイベント会場など、熱気に包まれている閉鎖空間でも酸素は不足しがちになり酸欠状態を起こしやすいものです。小さな水槽に熱帯魚を入れすぎると死んでしまうことがありますが、これは酸欠によるものです。なんかかわいそうですね。。
人間でもまったく同じ事が言えます。換気が不十分だったり、何らかの原因によって通常よりも酸素が消費されている環境下でも酸欠気味の環境になります。そして女性の方が、より酸欠になりやすいと言われています。
これは前回お話した貧血が密接に関係しています。貧血には様々な原因がありますが、中でも鉄欠乏性貧血は女性がかかりやすい症状です。鉄分が不足するとヘモグロビン(赤血球)の生成が阻害されるために血液中の酸素濃度が低下してしまいます。女性だけではなく、子供や新生児も鉄欠乏性貧血を発症しやすく注意が必要です!
では実際の酸欠の症状についてですが、軽度では【あくび、頭痛、だるさ、めまい、吐き気、息切れ、動悸、集中力の低下、眠気】などがあります。
特に治療などを必要とする必要はなく、しっかり新鮮な酸素を吸うことで十分です。長期的にこの症状を放置しているとさらに重度の症状に繋がっていきます。
では重度になるとどのような症状がでてくるのかというと【筋力低下、顔面蒼白、チアノーゼ、嘔吐、意識消失、昏睡、けいれん、呼吸停止】等、重篤な症状がでてきます。特に意識消失・呼吸停止などは命に直結してくる症状です!
応急処置の方法としては、まず安静にすること、締め付けを緩めること、温めることの3点を行うことが必要になります。新鮮な空気が吸えて安心して休める環境に一時身を置きましょう。次に身体を締め付けているベルトやゴム製の締め付けの強い着衣を緩めて血行を良くしていきます。最後に洋服やあれば毛布などをかぶせてあげて身体を温めて血行を促進させていきます。上着などをかけてあげることには安心感を持たせてリラックスさせてあげる効果もあります。
酸欠に陥った場合にどのような対処法をとればいいのか、また未然に酸欠状態を防ぐにはどうすればいいのかその予防方法を下にご紹介していきます。
①こまめな換気:人間も酸素を消費し二酸化炭素を排出し続けています。屋内にいる場合は、可能な限り換気をこまめに行うようにしましょう。一時間につき15分は換気を行った方が安全です。
②意識的に運動する習慣を身につける:普段から運動することを心がけましょう。激しい運動ではなくても、ウォーキング程度の運動で、酸欠気味の体質を改善することが出来ます。
③貧血を解消する食事に気を付ける:酸欠は実は鉄分不足により引き起こされることが多いのです。貧血気味の体質の人は特に、酸欠を引き起こしやすい体質と言えます。不足しがちな鉄分や、食事やサプリメントで補いましょう。特に意識的に摂取した方がいい、鉄分やビタミンCを豊富に含む食材はレバー・豚肉・卵・あさり・まぐろ・かつお・牛乳・ひじき・大豆・小松菜・ほうれん草・ブロッコリー・菜の花・いちごとなっております。特に小松菜は葉酸も多く含み、鉄分が不足しがちな妊娠中の女性には必要不可欠な野菜です。
④禁煙:喫煙する際に吸い込むタバコの煙の中には、一酸化炭素が4%含まれています。一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと結合しやすく、本来ヘモグロビンは酸素と結合し、体内をめぐり必要な細胞に酸素を届ける役目があります。しかし一酸化炭素と結合してしまうと酸素はヘモグロビンによって運ばれなくなり、血液中の酸素濃度が低下してしまいます。酸欠気味の人は禁煙するか節煙して一酸化炭素の吸収量を抑えると、酸欠状態を緩和させることが出来ます。タバコは百害あって一利なしですね。
⑤腹式呼吸をこころがける:腹式呼吸は効率的に酸素を体内に取り入れる方法で、作業中の姿勢が無理なまま長時間続いた際の酸欠不足解決策にもなります。腹式呼吸は気持ちをリラックスさせる効果もありますので、仕事の合間の休憩時間や夜眠る前、起きてからなど1日10回程度行うのがおすすめです。
以上、酸欠の改善方法についてお伝えしました。
なってしまうと苦しい苦しい酸欠状態!そうならないためにも日ごろからのちょっとした注意で酸欠を避けられることもあります。
息苦しいのは体内もいっしょです!体全体に酸素が行き渡ると、真皮・筋膜・関節包に酸素が供給され痛みも軽減されることがわかっています。
2回にわけて『貧血』『酸欠』について長々とお話をさせていただきました!密接な関りがお分かりになったかと思います。
当院では貧血&酸欠について患者さんにやさしく説明させていただいております。ご興味のある方はお問い合わせください!
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早期回復のため様々な自費治療をおこなっております。
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